人気ブログランキングへ おるがん漫談師の 甲状腺腫瘍 治療記録: 入院するまでの経緯

2009年4月30日木曜日

入院するまでの経緯

2009年1月21日(水) 人間ドック受診

今年は本厄ということもあり、人間ドックにて甲状腺超音波検査をオプションで受診することにしました。

たまたま、受診する病院が、県内では有名なところだったので、せっかくだから受けてみようかという程度でした。





2009年2月16日(月) 精密検査受診

1月末に結果がわかり、早速精密検査を受診といきたいところでしたが、先生が月曜日しかいないということで、この日に受診

先生:『腫瘍があります』とのこと
調べる方法として、細胞をとって調べる。
結果を見ないと詳しいことはわからない。

私:いまからその検査は出来ますか?
先生:んーできますよ

ということで、穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)を行うことになりました
甲状腺に細い針を刺して直接細胞をとる検査で、良性・悪性の鑑別には最も診断率が優れた方法だそうです。

局所麻酔で針を刺すのですが、
注意事項としては針を刺している間は「声を出したり、つばを飲んではいけない」そうです
そういわれると、普段は意識しないのに、こんな時に限ってつばが飲みたい、、、
我慢、我慢

20から30秒程度で終わりました。





2009年2月23日(月) 精密検査結果

結果
先生:『乳頭癌です』

一瞬頭の中が真っ白になってしまいました。
只々、先生の説明を聞くのみ
いかん、いかん、以前問診票に、告知はすべて受けるところに○をつけたではないか。
しっかりせい!

先生:『微少癌といって、癌の手前です』
でも、がんだよなぁ

治療方法で一番いい方法は外科的にとってしまうことだそうです
先生、どうしますって聞かれても答えられないよ

ちなみに、病院を紹介されたのが、
1.地元大学病院
2.受診している、この総合病院
3.大分の野口病院

私一人で、決められない、、、
家には小さい子供と、大きな妻がいるのです。
私一人じゃ決めることが出来ません。。。と心で叫びながら、

『家族と相談します』と答え、決まったら電話してくださいとの事でした





2009年3月2日(月) 妻と一緒に受診です

前回2月23日の結果を妻に伝えたところ
『私も一緒に話を聞く!』
再度、甲状腺腫瘍について、再度聞きました

結局、受診した総合病院に行くことになり
『4日(水)に総合病院の方にいってください』

ということで、外科を受診することになりました





2009年3月4日(水) 外科受診

今日は具体的に手術の事について話がありました。

先生の受診の前、「レントゲン」、「肺活量の検査」、「採血」がありました。
段取りよく、待ち時間もないまま、次から次に検査が進み、ちょっと感激
以前、地元の大学病院で朝1番できてくれといわれ、受診が午後の2時だったことがあったので、ここの検査の早さには、すごく感激しました。


『病名は甲状腺腫瘍 乳頭癌が疑われます』
結局、病理検査をしないとはっきりわからないそうです
『今回は、リンパ節に転移している可能性があるので、甲状腺の周り及び反回神経の外側まで、郭清します』

治療概要は『右葉切除術、右頸部リンパ節郭清』となり、全部取るのではなく、左半分を残します。

手術後においては、甲状腺機能低下症のために、甲状腺ホルモンの補充が必要となりホルモン療法を行う場合があります

後は手術合併症の説明  (後で詳しく書きますね)

手術日の予約をして帰宅しました。
すぐにでも手術したかったのですが、3月は予定がびっしりで、4月8日に決定
ほんとに手術するんだなぁ と。。。でも、手術まで長い。。。

先生の説明は丁寧で、とても信頼できました。


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